義務付けされると政策上の意味合いが一変する

国土交通省がETC(自動料金収受システム)の義務化に動き始めた。傘下の審議会が来夏にもまとめる報告書案に義務化を目指す方針を盛り込む。通行料金で車の流れを変える交通需要管理(TDM)に本腰を入れ、高速道路上の渋滞を減らすことが狙いだが、ロードプライシング(通行課金)や罰金など新たな課金手段として使う思惑もありそうだ。ETCは2001年に全国運用が…