2015年3月期に赤字転落予想する富士通テン(山中明社長、神戸市兵庫区)は、アルパインとのカーナビ・ソフトウエアのプラットホーム共通化などによる収益力強化と、設計から調達までに至る過程での徹底した原価低減など構造改革に着手し、16年3月期には最終黒字への転換を目指す。今上期に海外売上高比率が初めて50%を超え、それに伴う法人税などの支払い額が増え…