CNFは車体の軽量化に貢献しそう(イメージ)

経済産業省は、鋼鉄に比べ5分の1の軽さと5倍以上の強度を持つ「セルロースナノファイバー(CNF)」を使った自動車部品を2020年代にも実用化する方針だ。省庁連絡会議やフォーラムなど産官学の連携体制を整え、研究や生産・加工技術の開発、評価や国際標準化案作りを一体的に進めていく。30年には他用途も含めて1兆円規模の市場創出を目指す。CNFの実用化は、…