幼少の頃から機械いじりが好きな少年だった。自転車、バイク、そしてクルマへと興味の対象を広げていく中で、自然と自動車業界への就職を思い描くようになった。「高校も工業高校への進学を考えていたが、親の勧めもあって将来の進路の選択肢を広げるために普通科を選択した」とか。高校卒業時には自らの関心に従って初志貫徹し、新車ディーラーへの就職を決断した。自家用車…