国土交通省がホイールベアリングの点検整備を呼びかけている。再現実験では、グリス(潤滑剤)に水が混じるとベアリングの温度が上昇。グリスなしの状態では1分程度でベアリングが焼き付き、車輪がロックした。特に大型車では車両火災の原因にもなるという。国交省は適切な点検とともに、ABS警告灯の点灯やハンドルの違和感をベアリング異常の「前兆現象」として注意する…