三菱化学は9日、タイの機能性樹脂事業の生産拠点に熱可塑性エラストマーの製造設備を導入すると発表した。同国を含む東南アジアの自動車や建材向けの機能性樹脂の需要増加に対応して、生産品目を増やす。同国子会社のサンプレーン(タイランド)社のアマタナコン工場に新設備を導入し、2015年第2四半期から稼働する。生産能力は年間4500トン。自動車の生産量が拡大…