三菱レイヨン(越智仁社長、東京都千代田区)は、米国子会社の三菱レイヨン・カーボン・ファイバーアンドコンポジッツ(MRCFAC、カリフォルニア州)で炭素繊維生産設備を増強すると発表した。既存のサクラメント工場内に年間2千トンの生産設備を増設し、2016年半ばに稼働する。同工場の生産能力は現行の2倍となる年間4千トンに拡大する見通しだ。世界全体での炭…