カーナビメーカー5社の2015年3月期は、業績の伸びが緩やかながら海外市場での販売で収益を確保する見通しだ。小幅の増収や減益の予想が目立つが、アルパインとクラリオン、富士通テン(重松崇社長、神戸市兵庫区)の3社では、リーマンショック以前の収益水準を維持する。主に北米や中国などで新車販売が引き続き好調に推移することを受けて、自動車メーカーに納入する…