日本はかつて、年間700万台の生産を誇った二輪車大国だった。今でも二輪車の世界首位メーカーはホンダだ。ただ、国としてはインドや中国に生産首位の座を譲り、昨年の年間生産はわずか56万台。国内販売もピークだった300万台(1982年)から46万台にまで縮小した。国民の所得が増え、買い物や通勤の手段が軽自動車に移ったことや、若者のバイク離れ、需要縮小と…