自律と協調のバランスを重視(安全運転支援システム搭載車の開発風景)

国とメーカー各社は、自動車に搭載する安全運転支援システムの輸出をにらんだ設計思想(アーキテクチャー)作りに乗り出す。車両に搭載したカメラやセンサーだけで作動する「自律型」をベースとしつつ、道路や信号のビーコン(受発信器)や歩行者端末などと通信しあう「協調型」のモジュール(複合部品)を仕様に応じて組み合わせられるようにする。協調型を志向する日本とし…