アジアのリスクに警鐘を鳴らす見通し(2011年11月のタイ洪水)

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会がこのほど、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開幕した。世界の科学者や政府代表ら約500人が参加し、31日に報告書をまとめて公表する。報告書は温暖化リスクを地域別に示す予定で、とくにアジア地域は河川流域や海岸沿いに人口密集地が多いため、洪水や海水面上昇などのリスクに警鐘を鳴らす見通しだ。IPCCは、…