老朽化対策には確実なメンテナンスが不可欠だ(天井板崩落事故直後の中央道・笹子トンネル)

国土交通省は、道路の老朽化対策の本格実施に向けた具体的な取り組みと実施体制などの骨子案をまとめた。全国の橋りょう(約70万橋)やトンネル(約1万本)などについて、各道路管理者が国の定める統一基準によって5年に一度、近接目視で点検し、統一的な尺度で健全度を判別する。必要な場合は通行止めや撤去などの措置も講じ、重大事故発生時に原因究明や再発防止を話し…