1950年当時は1メートル前後のアンテナを手動で伸縮させていた

「邪魔で不格好」なものとして小型化を求められてきた車載アンテナ。長いアンテナはデザインを損ね、空気抵抗が増して燃費が悪化する。ノイズの原因にもなる。ドライバーにとっては洗車時や車高制限のある駐車場に入庫する場合にもわずらわしい存在だ。より短く目立たないよう進化させることがアンテナメーカーにとっての命題だった。1950年代から車にAMラジオが普及し…