トヨタ自動車は19日、愛知県豊田市の本社で2014年春闘に関する記者懇談会を開いた。組合の要求(賃金改善分4千円、一時金6・8カ月)に対して経営側の見解を語った宮崎直樹専務役員は「我々は賃金改善分を容認も、否定もしない。ゼロベースで議論する」と述べた。今春闘は、政府による賃上げ要請のなかで行う異例の交渉になる。ここ数年、要求を受けた後の懇談会では…