総務省消防庁は、2012年中の救急・救助件数などをまとめた。同年中の救急出動件数は約580万2千件、搬送人員は約525万人にのぼり、いずれも過去最高記録を塗り替えた。救急車は約5・4秒に1回の割合で出動し、国民の約24人に1人が搬送された計算になる。出動件数の増加で現場到着までの所要時間は全国平均で8・3分と、前年より0・1分延びた。救急出動のう…